美しき戦場の乙女
コミー:あ、ねぇ戦場でさ、
M:え!?・・・う、うん。
コミー:戦いに行くのに何も身につけてないと怖いじゃん。
M:う、うん。怖いね。
(何を言い出したんだこの人・・・。)
コミー:だから鎧を身に着けるわけだけど、それと武器が必要なわけよ。
M:そうだね、必要最低限はほしいよね。
コミー:そう。で、それがあればなんとか戦場に出て行けるじゃない?
でもね、これは絶対に破れない鎧で、これは最強の武器で、この盾はダイヤのついた限定品で、ってさ
そういう武装をいっぱいしたら、その全てが重過ぎて動けなくなっちゃうの。
M:うん、そうだね。それただのデブだね。
コミー:そう、それにそれだけいろんなものをもってたら、
どうなると思う?
M:え?
コミー:鈍いわね。殺されやすくなんのよ。
だって奪えばいいじゃない。
M:確 か に 。
コミー:だからそれよりも、武器のつかい方や体術を覚える。
絶対によけれるっていう自信を持つか、武器の使い方を勉強してくるとかね。
M:うんうん。確かに。鎧だけじゃ何にもなんないからね。
コミー:そうよ。
だから、外見だけじゃなく内面も磨くの。
ダブルオーセブンは、すっごい車のってるし、すっごい武器をもってるけど
M:!?
(次はダブルオーセブン!?)
コミー:あの人は武器が無くても、素手でも勝てるわけ。
だからこそあれだけの武器を扱えるわけよ。
M:あぁ、それはそうだろうね。きっと必ず体術とかは極めてるよね。
コミー:もうそれをうらやましがってもしょうがないんだから
自分自身を鍛えるしかないの。おわかり?
M:うん、ふんわり解った。
コミー:よろしい、精進しなさい。
M:えっ!?あ、はいッ!!